【D＆D～医者と刑事の捜査線～】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

紙子（藤木直人）が推進していた病院再建計画が、突如「白紙に戻す」との連絡を受ける。新たに市長に就任した峰山新市長（遊井亮子）の意向で、計画は外部の医療コンサル会社に任せる方針となった。そのコンサル会社には、かつて紙子と共に働いていた元同僚・赤城（山崎樹範）が在籍しており、紙子は彼との再会に戸惑いながらも、計画変更の背景に疑問を抱く。

同じ頃、刑事の弓削（寺島進）は製薬会社の取締役が遺体で発見された現場に臨場。被害者は薬価不正に関与していたとの疑いがあり、彼の死には何らかの意図があると見られた。捜査を進める中で、容疑者として浮かび上がったのは、紙子と赤城のかつての同僚である看護師・筧安江（新山千春）だった。

安江は以前、製薬会社と病院間の裏取引に巻き込まれた過去があり、その際に現場を守ろうとした結果、仕事を失ったという噂があった。弓削は安江に動機があると考えるが、紙子は安江の性格を知る者として、彼女が殺人を犯すとは思えず、捜査への協力を申し出る。

やがて、事件の背後に赤城が関与している可能性が浮上。赤城はコンサル会社の立場を利用し、再建計画の利権を得ようとしており、その過程で製薬会社とも裏で繋がっていた。しかし、赤城の計画を知り告発しようとした取締役が殺害されたことで、紙子と弓削は赤城の真意に迫ろうとする。

最終的に、真犯人が筧安江ではなく、赤城の部下であるコンサル会社の社員だったことが判明。赤城は自らの計画を守るために黙認していたが、その事実を弓削たちによって暴かれる。事件が解決し、赤城は追及を受けることに。

一方、病院再建計画は一旦白紙に戻されたものの、紙子は「病院は患者のためにある」という信念を胸に、再び現場から改革を進めていくことを決意する。

最終回――それぞれの過去と信念が交錯する中で、医者×刑事の異端コンビが挑んだ最後の事件。

紙子（藤木直人）が主導して始めた病院の取り組み「いきいき健康教室」は、今や地域住民に好評で、日浦光江（堀内敬子）とその盲目の娘・塔子（藤野涼子）も熱心に参加していた。特に塔子は、自らの不自由な体に負けず、明るく前向きに取り組む姿が周囲の参加者にも好影響を与えていた。

その頃、とある空き家の納屋で撲殺された男性の遺体が発見される。捜査にあたった弓削（寺島進）らは、被害者が詐欺師の草壁琢磨であることを突き止める。草壁は地域住民を狙った悪質な詐欺を繰り返しており、以前、健康教室に参加していた一部の人々も彼に騙されていた可能性が浮上する。

さらに、事件当日、現場付近で慌てた様子の塔子を目撃したという証言が寄せられた。紙子と弓削は日浦親子の行動を詳しく調べることを決めるが、光江は事件について何も知らないと主張。一方、塔子は目撃情報について何も語ろうとしない。

捜査を進める中で、紙子と弓削は、草壁が光江と塔子の家にも接触していた事実を掴む。草壁は彼女たちを標的に詐欺を仕掛け、光江が蓄えていた塔子のための生活資金を奪い取っていた。光江はそれを塔子に隠し続け、親子の間には深い溝が生じていた。

さらに衝撃の事実が明らかになる。草壁の詐欺に気づき、激しい怒りを抱いた塔子は、現場に出向いて草壁と対峙していた。しかし、彼女には物理的に殺害を実行することが不可能であり、事件現場から走り去ったのは彼を止めようとして追い詰められた結果だった。

真犯人は、草壁の別の被害者であり、彼に家族を壊された人物だった。塔子の無実が証明される一方で、紙子は親子の間に横たわる痛みを目の当たりにし、弓削とともに光江と塔子が再び心を通わせる手助けをする。

事件の真相が解明された後も、「いきいき健康教室」は親子の絆を深める場として機能し続け、光江と塔子は再び前向きに歩み出すのだった。

毒キノコを食べた若者3人が病院に緊急搬送された。毒性が比較的弱いはずのキノコで、他の2人は軽症だったが、1人、大城陸は容態が急変し、紙子（藤木直人）ら医療チームの必死の治療もむなしく死亡してしまう。

一方、刑事の弓削（寺島進）らは、陸の母・大城由里が自宅で死亡している現場の捜査に当たっていた。息子と母が同時に死亡するという偶然の出来事に、不自然さを感じた弓削は、母子の死に何らかの繋がりがあるのではと直感する。

調べを進める中、陸の姉・大城知花が「前日の夜、陸と母は2人で『とあるケーキ』を食べていた」と証言。さらに、ケーキには通常の材料に加え、ある「健康効果がある」とされるキノコの粉末が使われていたことが判明する。

医師の紙子は、毒キノコ自体の毒性だけでなく、他の食材や成分との「複合的な化学反応」による可能性を疑う。一方、弓削はケーキの出所や、その粉末キノコを提供した人物の動機を探る中で、陸と由里が抱えていた家族間の秘密や、人間関係の複雑な背景に気づく。

陸だけが他の若者と違う症状を見せた理由、由里が自宅で死亡していた理由、そしてケーキの背後に潜む真実――医療と刑事捜査の視点が交錯する中、「偶然ではない死」の全貌が徐々に明らかになる。

母子の死の本当の原因と、それを仕組んだ犯人の目的とは――？

弁護士・国枝（山田太一）が自宅の浴槽で青色の死体となって発見され、捜査に駆けつけた弓削（寺島進）は、その異様な光景に驚く。国枝の事務所でインターンとして働いていた琴子（筒井真理子）によると、近年の案件はすべて円満に解決され、特に恨みを買っている様子もなかった。

その後、紙子（藤木直人）らの解剖により、死因は青酸カリによる中毒死であることが明らかになる。異様な「青い死体」に込められたメッセージを感じ取った紙子と弓削は、彼の死が過去のある未解決事件に繋がっているのではと推測し、再びその事件に向き合うことを決意する。

紙子（藤木直人）のもとに、地元企業の岡野（マギー）が理想的な新病院の計画案を持ち込む。市役所職員・竹村（醍醐虎汰朗）の後押しもあり、計画は前向きに進むことに決まる。

その夜、弓削（寺島進）の元に咲良（早見あかり）が訪れる。彼女は、同僚の看護師・瑠衣（堀未央奈）が何者かにナイフで襲われたと告げる。さらに、瑠衣の担当患者である美奈（工藤美桜）も同じ頃に同様の被害に遭っていたことが発覚する。

不気味なピエロの格好をした犯人らしき人物の存在が浮かび上がり、不安が広がる…。

とある一軒家で47歳の無職男性・中西（吉田ウーロン太）の遺体が発見された。近隣の目撃証言によると、昨夜、高校生ぐらいの少女が家から逃げ出す姿が目撃されており、さらにその少女が城斉市民病院に入る様子が防犯カメラに記録されていたことが判明する。

ベテラン刑事・弓削（寺島進）らは少女の身元を突き止めようと城斉市民病院で捜査を進めるが、外科医・紙子良（藤木直人）は「守秘義務がある」として少女に関する情報の提供を頑なに拒む。弓削は紙子の態度に疑念を抱き、紙子が一体何を守ろうとしているのかを追及し始める。

医者としての守秘義務を守ろうとする紙子と、真相解明を目指す刑事・弓削。二人の矜持がぶつかり合い、捜査は緊迫した展開を迎えることになる。果たして少女は何者なのか？そして、紙子が隠している真実とは何なのか？

外科医・紙子良（藤木直人）は、経営破綻の危機に瀕した城斉市民病院の再建を目的に赴任する。経営のスペシャリストとして期待される一方、院長代理も兼任することになり、早速医師・西見和之（平岡祐太）ら古参スタッフに改革案を説明するが、彼らの反応は冷ややかで、改革案に対する反論が相次ぎ、会議は紛糾する。

そんな中、病院近くのショッピングモールで銃乱射事件が発生し、複数の負傷者が出る。紙子は看護師・石川咲良（早見あかり）と共に現場へ急行。そこでは、ベテラン刑事・弓削文平（寺島進）と交番勤務の警察官・牧野真二（前田拳太郎）が、自殺を図った犯人・山木健一（吉村界人）と、瀕死の少年・柴田修吾への救命処置を行っていた。

紙子は緊急の判断で犯人・山木の搬送を優先し、結果的に山木は一命を取り留めたが、修吾は助からず死亡してしまう。この決断に対して、修吾の父・柴田邦行（和田聰宏）や周囲から強い批判が巻き起こる。

一方、警察上層部は事件を単なる無差別銃乱射事件として処理しようとするが、刑事・弓削はそれに反発し、独自に捜査を続行。すると、事件の裏に隠された悲しい真実が次第に明らかになっていく。