【GO HOME～警視庁身元不明人相談室～】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

「……相談室……辞める。私、福島に行こうと思ってる」――。突然の告白に、桜（小芝風花）は驚き言葉を失う。真（大島優子）は、震災の爪痕が残る福島で、大切な人を待ち続ける人々の力になるため、福島県警の採用試験を受けようと考えていたのだ。桜は寂しさを感じながらも、真の決意が固いことを知り、その背中を押す。

しかし、その前に2人にはやり残したことがあった――それは、公安部長・佐川（杉本哲太）の不正を暴き、不慮の死を遂げた堀口（戸次重幸）の無念を晴らすことだ。堀口の死因は事故とされていたが、実際は代議士・高山に突き飛ばされて頭を強打した可能性が高く、佐川はそれを隠蔽しようとしていた。

桜や真だけでなく、利根川（吉田鋼太郎）や武藤（半海一晃）も堀口の真相を暴こうとする決意を固める。さらに、堀口と同郷の元警察官・磯辺（モロ師岡）も、佐川の不正について証言する意志を示す。磯辺の証言を引き出せば、佐川と高山の関係を暴き、佐川を追い詰めることができるはずだった。

しかし、計画は直前で崩れる。佐川の圧力に屈した磯辺は「何も知らない」と証言を翻し、桜たちは佐川の力をまざまざと見せつけられる。

果たして、桜たちは堀口の死の真相を暴けるのか？そして、桜の命を救った恩人の正体とは誰なのか？互いに支え合いながら事件を解決してきた桜と真、年の差バディが最後の事件に挑む！

堀口（戸次重幸）が突然の死を迎える。死因は階段での転倒による外傷性脳損傷だった。通夜には桜（小芝風花）や真（大島優子）ら身元不明人相談室のメンバーが参列し、遺影の前で言葉を失う。堀口の妻・由理恵（星野真里）と息子・翔太（白髭善）も、突然の出来事に現実を受け入れられない。

そんな中、葬儀場に堀口の母・律子（川俣しのぶ）が現れる。由理恵とは初対面で、堀口からは「両親は亡くなった」と聞かされていた由理恵は驚く。律子によれば、堀口は借金まみれの父に失望し、高校卒業後に家を出て30年間音信不通だったという。律子は堀口が警察官として立派に生きていたことに驚きつつも、遺影を見て驚くべき言葉を放つ。「違います……尚史じゃありません」と、堀口が自分の息子ではないと断言したのだ。

律子が見せた古い写真の男は、堀口とは全くの別人だった。桜たちが知っていた「堀口」は、実は戸籍を偽って警察官になった別人だったのだ。なぜ彼はそんなことをしたのか、その謎に迫ろうとする桜たちに、利根川（吉田鋼太郎）は「やめておけ」と警告する。戸籍偽装が公になれば、由理恵と翔太がマスコミの餌食になり、堀口の名誉も失われる危険があるという。利根川は何かを知っている様子だった。

堀口が戸籍を偽装してまで生きる理由は何だったのか？彼は一体誰で、なぜ命を落とさなければならなかったのか？桜と真は、堀口の真の姿を見つけるため、危険な真実に迫っていく……。

捜査一課の刑事・手嶋（阿部亮平）が夜道で2人組の男に襲われ、拳銃を奪われた直後、その犯人の1人が拳銃で撃たれて死亡するという重大事件が発生。手嶋は自責の念に駆られるが、事件はまだ解明されていない。

そんな中、身元不明人相談室に捜査一課から協力要請が入り、桜（小芝風花）たちは身元特定専従班として捜査に参加することに。遺体は20代の男性で、至近距離から頭部を撃ち抜かれていた。暴力団員の可能性が高いと判断されたのは、遺体の上半身に彫られた入れ墨からだった。元マル暴の武藤（半海一晃）は、その入れ墨が染野組のものであると推測し、桜とともに組の事務所を訪ねることに。

しかし、染野組の組長・染野（泉谷しげる）や組員たちは遺体の写真を見ても「知らない」と言い張り、桜は事務所に“ある違和感”を感じる。一方、真（大島優子）は捜査一課の沙耶香（川瀬莉子）から事件の詳細を聞き出し、桜とともに自宅謹慎中の手嶋を訪ねる。手嶋は「僕は刑事失格だ」と自責の念に囚われているが、真は「私たちを信じて」と励ます。まだ手嶋の拳銃が使われたと決まったわけではない。

桜と真は、次の事件が起こる前に遺体の身元を突き止め、拳銃を取り戻すことを誓う。果たして事件の真相は明らかになるのか？

身元不明人相談室に1匹の柴犬がやって来た。2日前、都内の路上で遺体として発見された身元不明の女性（大後寿々花）の遺留品ならぬ「遺留犬」である。司法解剖の結果、女性の死因は急性大動脈解離で、犬の散歩中に不幸にも命を落としたものであり、事件性は認められなかった。しかし、遺体発見時に現場から走り去る人影が目撃されていたことから、桜（小芝風花）と真（大島優子）は何か裏があるのではと感じ始める。

女性の左手薬指には指輪がはめられていたため、彼女が既婚者か、恋人がいる可能性があると考えた桜は、手がかりを探そうと調査を開始する。そこで、柴犬の首輪に「MAKOTO」という文字を発見し、犬の名前が「マコト」であることが判明する。「道理で融通の利かなそうな顔してる」とつぶやく桜を、「どういう意味かな？」と真が睨む場面も。

その後、SNSを調べていた堀口（戸次重幸）が、マコトの写真をアイコンにしたアカウントを見つける。これが女性のアカウントである可能性が高いと考え、調査を進めるうちに、事態は予想外の方向へ展開していく。女性は「チアキ」という名前で婚活アプリを利用しており、複数の男性と会っていたことが明らかになる。しかし、男性たちが語るチアキの印象は全く異なり、ある男性には物静かな博物館の学芸員として、別の男性には明るくおしゃべりな会社員として、また別の男性には情熱的なヨガのインストラクターとして接していた。性格も職業も趣味もバラバラで、誰もチアキの本名や出身地を知らなかった。

桜と真は、もしかしてチアキは結婚詐欺師だったのではないかと疑念を抱く。しかし、もし彼女のご遺族が見つからなければ、愛犬マコトは保健所行きとなり、最悪の場合は殺処分されてしまう危険性がある。なんとしてもチアキの身元を突き止めようと、桜と真はマコトを連れて奔走する。

果たして、身元不明のご遺体は本当に結婚詐欺師だったのか？ 愛犬に託されたチアキの思いとは何か？ 彼女が本当に帰りたい場所とはどこなのか？ 事件は予想外の展開を迎え、桜と真はその真相を追い求めていく。

新宿の雑居ビルの屋上から飛び降り自殺をした少女がいた。身元は不明だが、その地雷系メイクとファッションから「トー横キッズ」の一員である可能性が高い。桜さくらと真まことは、少女の身元を突き止めるため、似顔絵を持って新宿歌舞伎町のトー横に向かうが、キッズたちは警察を嫌い、まともに取り合ってくれない。ただ、彼女が「キイちゃん」と呼ばれていたことだけは分かるが、本名や連絡先を知る者はいない。

途方に暮れる桜たちの前に、科捜研の所長・早瀬が現れる。彼女は日頃からトー横に通い、キッズたちの悩みを聞いているという。桜がその理由を尋ねると、早瀬は「ちょっとした罪滅ぼし」と意味深に答える。そして、キッズたちと話したければ、彼らのありのままを理解することが重要だと言う。

その後、桜と真は、キイちゃんと親しかったハルピという少女を見つけ、キイちゃんのスマホを見せてもらおうとするが拒絶される。ハルピは「キイちゃんは家になんか帰りたくない」と言い、遺骨を家族に返すことに反対する。

桜はハルピともっと話をするため、自らも地雷系メイクを施し、トー横に乗り込む決意をする。

桜（小芝風花）はいつものように名前のない墓石に手を合わせていた。そこへ珍しく利根川（吉田鋼太郎）がやって来て、「もう、9年になるか」と桜の隣で手を合わせる。桜のスマホに母からの着信があるが、桜は出ようとしない。9年前、桜の身に起こった出来事を知っているのは利根川だけだった。

桜たち身元不明人相談室に、3日前に都内の商店街で倒れ亡くなった中年女性（阿南敦子）の身元調査依頼が舞い込む。死因はくも膜下出血で、所持品は小銭入れと自転車の鍵だけ。側頭部に新しい傷痕があったが、事件性はないと判断される。女性は意識を失う前に「さとう」とつぶやいたが、防犯カメラ映像を調べた結果、女性の名は佐藤ではなく高倉桐子だと判明する。

桜と真（大島優子）は高倉家へ急ぐが、娘・紀子（久間田琳加）は自宅で手首を切って自殺を図っていた。紀子は一命を取り留めるが、医大卒は母・桐子のウソで、紀子は7年間医学部を受験し続けて合格していなかった。それにもかかわらず、桐子は「娘は医大に通っている」と近所にウソをつき、夫とも5年前に離婚していた。

桜は母親のエゴが紀子を追い詰めたと決めつけ、桐子を「最低な母親」と非難する。一方、真は紀子の境遇に感情移入しすぎる桜の過去が気になる。そんな中、桐子の死と紀子の自殺未遂は意外な展開へと進む。さらに、桜の部屋に母・葉月（鈴木杏樹）が訪ねてきて、真も知らなかった桜の過去が明らかになる。9年前、桜の身に一体何があったのか！？

茨城県の山中でバイクの単独事故が発生し、若い男性が死亡した。彼の身元が特定できず、『警視庁身元不明人相談室』の桜さくら（小芝風花）たちが行方不明者リストと照合したところ、この男性が行方不明となっていた大学生の葉山聡（濱田龍臣）であることが判明した。バイクが盗難車であったことから犯罪の可能性も考えられ、ご遺族に報告するのは気が引けるが、桜と真まこと（大島優子）は重い足取りで聡の両親の元へ向かった。

聡の父・義彦（桜井聖）と母・晶子（中島ひろ子）は、1年前から聡と連絡が取れなくなっていたが、10日ほど前に聡から『お守り』の入った封筒が突然送られてきたという。そのお守りを見た真は驚き、葉山家が13年前まで福島県に住んでいたことを聞き出す。お守りは福島の神社のもので、聡が子どもの頃に誰かからもらったものらしい。

その夜、桜は真から過去を打ち明けられる。真には婚約者の慎一（福田悠太）がいたが、彼は東日本大震災の日から行方不明になっていること、真はそれ以来、前に進めないでいることを語る。桜は「お守りは聡くんが慎一さんからもらったものかもしれない」と言い、聡のことを調べれば慎一の手掛かりがつかめるかもしれないと提案する。

真は「やめて！ 傷つきたくない」と真実と向き合うことを拒絶するが、桜は居ても立ってもいられずに行動を開始する。

聡はなぜ行方不明になっていたのか？お守りに隠された真相は？慎一の消息は？真の止まっていた時間がついに動き出す！！

『警視庁身元不明人相談室』に、佐伯太一（葵揚）が訪れる。3年前に失踪した婚約者・田中美江（東野絢香）の行方を捜しており、美江が身元不明の遺体として発見されていないか確認するため、定期的に相談室に通う。

太一と打ち解けた桜（小芝風花）と真（大島優子）は、美江が無事に戻ることを祈っていたが、彼女は海辺で水死体となって発見される。さらに、美江は失踪中に別の男性と結婚しており、名前が“峯岸美江”に変わっていた。現場近くの崖の上から美江の遺書が見つかり、自殺と断定される。しかし、遺体と対面した太一は「美江じゃありません」と現実を受け入れられずにいる。

一方、半年前に美江と結婚した夫・峯岸晃（長田成哉）は、結婚直後から美江の行方が分からなくなっていたという。「美江さん、何を苦しんでいたのかな」と桜と真は美江の気持ちに思いを巡らせる。

そんな中、美江の葬儀に人気インフルエンサー『RILIKA』こと小澤梨々香（山本美月）が現れ、事態は急展開を迎える。梨々香の姿を見た太一は態度を一変させ、美江の死を受け入れると、梨々香を待ち伏せしてカッターナイフで襲いかかる。

失踪を繰り返していた美江の身に何が起こったのか、梨々香との関係、太一が豹変した理由など、謎だらけの怪事件を追う桜と真は、全てが一つに繋がる衝撃の真相にたどり着く。

『警視庁身元不明人相談室』では、”名もなき遺体”の身元を特定し、家族のもとに帰すことが仕事である。捜査官の三田桜（小芝風花）と月本真（大島優子）は、性格も趣味も正反対の年の差バディだ。今回2人が直面するのは、犯罪者の可能性がある身元不明の遺体だ。

都内のアパートの一室で見つかった推定70歳から80歳の男性の遺体は、死因がくも膜下出血であった。大家によると、男性は40年間住み続けていたが、賃貸契約書が残っておらず、「綾部雪雄」という名前しか知られていなかった。身元を特定できる所持品も見当たらないが、唯一残されたボストンバッグには4000万円が入っていた。

雪雄（片岡鶴太郎）は日雇いの仕事で生計を立てていたが、詳しい勤務先は不明。震災直後の福島県で半年間住み込みの仕事をしていたことが大家の知る唯一の情報であった。近隣住民からはほとんど交流がなく、八百屋で野菜のくずをもらっていたことからホームレスと勘違いされていた。しかし、そんな質素な生活をしていた雪雄がなぜ大金を持っていたのか？

桜と真は意見が対立する。真は「犯罪行為で得たお金ではないか」と疑い、手掛かりを求めて福島へ向かうが、そこで捜査一課の手嶋（阿部亮平）と出会う。実は真と手嶋には、福島に特別な思い入れがあった。一方、桜は「お金は必死に貯めたものだ」と信じ、捜査を続けるが、『綾部雪雄』の名が偽名であることが判明し、さらに半年前の宝石店強盗事件との接点も見つかる。

質素な生活をしていた老人が大金を持っていた理由とは？遺族はどこにいるのか？老人が思い続けた40年の年月に涙があふれる第2話。

「あなたは誰？必ず家に帰してあげるからね」――。どこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族のもとに帰すことが仕事の『警視庁身元不明人相談室』。捜査官の三田桜（小芝風花）は、誰も行きたがらない地味な部署に自ら志願して配属された変わり者だ。10歳上の生真面目な同期・月本真（大島優子）とは性格も趣味も正反対で、顔を合わせれば言い合いばかり。しかし、一人でも多くの身元不明者を家族のもとに帰したいという気持ちは一緒である。

そんな２人とは裏腹に、上司の利根川（吉田鋼太郎）や、堀口（戸次重幸）、武藤（半海一晃）ら相談室のメンバーは無気力で緊張感ゼロののんびりムードだ。そんな中、珍しく捜査一課と科捜研の若き両エース・手嶋（阿部亮平）と菜津（柳美稀）が捜査の協力を求めてやって来る。都内の中学校にあった人体骨格模型が本物の人骨だったのだ。鑑定の結果、その白骨は約１年前に亡くなった人のもので、殺人の可能性もあるという。「被害者の推定年齢は20代後半から30代の男性」――菜津の報告に、真は思わず息をのむ。しかし桜は「やったりましょう！白骨遺体の身元、うちらが絶対突き止めましょう！」とやる気満々だ。

その直後、事態は急転する。中学校の理科教師・西川（坂本真）が、遺体を標本にするため薬品で白骨化させたことを認める。標本マニアの西川は、動物の死骸を探すために入った奥多摩の山中で見ず知らずの男性が崖から飛び降りるところを目撃。人間の標本を作る絶好のチャンスと見て、その遺体を持ち帰ったが「殺してはいない」と主張する。

桜たちは、科捜研の早瀬所長（高島礼子）の協力を得ながら、西川が持っていた遺留品を頼りに遺体の身元を突き止めることに成功。しかし、男性の妻は「違います、夫じゃありません」と、なぜか遺体の引き取りを拒否する。男性は本当に自殺だったのか？家族が引き取りを拒否する理由は何か？桜と真の年の差バディが真相究明に奔走する。