ドラマ【パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

ある日、幹太（伊野尾慧）の学生時代の友人で、海外でダンサーとして活躍する水沢花子（井桁弘恵）が、なつめ（伊原六花）を訪ねて会社に現れる。

目を奪うような美しさと堂々とした佇まいで登場した花子は、幹太との親しげな関係を語り、なつめに強烈な印象を与える。

幹太を「カンちゃん」と呼びながら思い出話を語る花子は、亡くなった幹太への想いを隠さず、彼の前でも「何でも力になりたい」と情熱的に手を握る。

そんな様子に、莉子（齊藤なぎさ）は二人の距離の近さに疑いの目を向ける。

一方で、なつめはミックス中のトースターから煙が上がるのを目にし、不安に駆られる。

幹太との再会を可能にする「ミックス」に不具合が生じたのではと心配になり、田村（松倉海斗）に相談。田村がミックスの現場に立ち会い、幹太との再会を喜ぶ一方で、何かおかしな点に気づく。

しかし、なつめの心は別のところにあった。幹太に明らかな好意を示す花子の存在が頭から離れず、ミックスの未来よりも、幹太が花子と「現実世界」で再び関係を築くのではという不安が押し寄せる。

そしてついに、幹太から花子が家に線香をあげに来たと聞かされたなつめは、抑えきれずに「好きなんでしょ？」と尋ねてしまう——。

亡き人とのつながりを信じる気持ちと、今を生きる者同士の想いが交錯する、切なく揺れる心の物語。

幹太（伊野尾慧）は「二つの世界のズレ」から得た手がかりをもとに、刑事の実（野添義弘）に頼んでマンションの防犯カメラ映像を入手する。

実はすでに警察で調べたと言うが、幹太は自らの目で確認することにこだわる。

映像のプロであるCM会社の守谷（八嶋智人）や田村（松倉海斗）も協力し、徹夜で映像をチェック。

すると朝方、疲労困憊の幹太が映像の編集痕跡を発見し、映像を改ざんした犯人の特定に成功する。

犯人は幹太の世界で逮捕され、実の取り調べで予想外の動機を語り始める。

一方、報告を受けたなつめ（伊原六花）は自分の世界の実に連絡し、防犯映像の再捜査を依頼。こちらの世界でも犯人が特定されるが、逮捕寸前に逃亡する。

逃げた犯人は並川家に押し入り、なつめを人質にしようと包丁を手にする。しかし、時刻は夜11時22分。

ミックスされた世界では夫婦が揃っており、幹太と鉢合わせた犯人は、自分が殺したはずの幹太の存在にパニックを起こす。

一度は幹太（伊野尾慧）との別れを選んだなつめ（伊原六花）だったが、何者かに命を狙われていると知ったことで、お互いを守るため再び手を組む決意をする。

刑事・実（野添義弘）によれば、幹太の事故当日の朝、犯人が現場で“待ち伏せ”していた可能性があるという。

だとすれば、犯人は幹太となつめのスケジュールを熟知していたことになる。というのも、2人は目的地によって使う駅が異なり、それによりY字路の進行方向も変わっていたのだ。

この情報をもとに幹太は、守谷（八嶋智人）と田村（松倉海斗）の協力を得て、事故現場で目撃情報を求めるチラシを配布。

そこに現れたのは、マンションの管理人・服部（きょん）。幹太は服部が献花に来たことに心を打たれ、感謝の言葉を伝える。

その夜、幹太がゴミ出しのために外へ出ると、再びマンションを不気味に見上げる黒服の人物を目撃。即座に追いかけるも、間一髪で逃げられてしまう。

報告を受けた実は、なつめが生きている世界でも動こうとしない。

焦りを募らせた幹太は、ついに“ある禁断の一手”を実行する覚悟を固める――。

そして、二つの世界での実の反応や、黒服の動きにズレが生じていることに気づいた幹太となつめは、さらにもう一人、別の人物にも“奇妙な違和感”を感じ始める。

二重の世界で交錯する“真相”と“嘘”。
やがて、核心に触れる衝撃の展開が待ち受ける。

幹太（伊野尾慧）をひき逃げした車が盗難車であり、事件には怨恨による殺人の可能性がある――。

伯父で刑事の実（野添義弘）から衝撃の事実を知らされたなつめ（伊原六花）は、自分と、もう一つの世界に存在する幹太、両方の命に危険が迫っていることを察知する。

しかし、それを幹太に伝えれば、きっと彼は暴走してしまう。そう判断したなつめは、犯人を刺激しないためにも、幹太には黙って自分一人で調べ始める決意をする。

とはいえ、夫婦として誰かに恨みを買った心当たりはなく、実の提案で会社の同僚たちに事情を明かし、捜査への協力を依頼することに。

守谷（八嶋智人）らは幹太が誰かに恨まれているという可能性に戸惑いながらも、なつめの頼みに応じ、幹太の人間関係や仕事について情報提供を始める。

一方、自分が命を狙われていることなど知る由もない幹太は、なつめとのすれ違いや、彼女に対していつしか「管理」するような関係になっていた自分を振り返り、深く反省していた。

そんな幹太が帰宅すると、マンションの前には黒い服を着た見知らぬ人物の姿が――。同じ頃、なつめもまたマンション前で、誰かの気配に気づく。

怯えながらも部屋の前にたどり着き、カギを開けようとしたその瞬間、背後から黒服の人物が迫り――なつめ、絶体絶命。

ふたりに忍び寄る、正体不明の“悪意”。
真実が明かされる時、ふたりの運命はどう動くのか――！？

“ヤマっち”とホテルで会う約束をした土曜日の夜、幹太（伊野尾慧）の嫌な予感は現実となる。ミックスの時間になっても、なつめ（伊原六花）は現れず、幹太は焦りを募らせるばかり。

一方その頃、なつめはホテルではなく、実家で母・楓（南野陽子）の手料理を堪能していた。

不倫を疑われたことがきっかけで、なつめは3年間の結婚生活で感じてきた幹太との“夫婦観のズレ”を改めて見つめ直し、この先の関係に思い悩んでいた。

そんななつめを心配する丸山（野村康太）は、抑えきれなくなった気持ちをついに暴走させてしまう――。

一方の世界で、いても立ってもいられない幹太はゲームバーを訪れ、丸山に対し、なつめとの関係を問いただそうとする。

そこに莉子（齊藤なぎさ）が現れ、「なっちゃんが昔からお気に入りだった」というカクテルを注文。

その「昔から」という言葉に引っかかった幹太が問い詰めると、丸山の口から思いもよらぬ“過去”が語られる。

そして、なつめの伯父で刑事の実（野添義弘）は、幹太の事故死に関する独自調査を進める中で、ついに“死の真相”に近づく重要な手がかりを発見し――。

交錯する想い、すれ違う真実。運命の歯車が、またひとつ大きく動き始める。

幹太（伊野尾慧）は、毎日決まった時間にだけなつめ（伊原六花）の世界と“ミックス”し、数分間だけ一緒に過ごせる不思議な現象に名前をつけ、日々その時間を心の支えにしていた。

だがその一方で、なつめがホテルで“ヤマっち”と会う約束の日が3日後に迫っていた。相手が同僚の田村（松倉海斗）か、上司の守谷（八嶋智人）か、ゲームバーの店長・丸山（野村康太）かは分からず、幹太は不倫を疑いつつも真相を確かめられず、モヤモヤした時間を過ごしていた。

一方、幹太のいない世界で懸命に働くなつめは、幹太が抜けた穴を埋めようと気丈に振る舞っていた。そんなある日、会社で幹太のデスクを整理していた彼女は、引き出しの奥から自分が幹太宛てに書いた大量のメモを発見する。幹太はそれらを大切に保管していたのだ。思い出が押し寄せ、感情を抑えきれなくなったなつめは、その夜、ゲームバーで酔いつぶれてしまう。

その晩、ミックスした幹太は、散らかった部屋で酔いつぶれて眠るなつめを見つけて驚く。だがさらに、山積みの洗濯物の中に男物の下着が混じっており、テーブルの上には「鍵はポストに入れておくね」というメモが。

幹太は、“ヤマっち”がすでになつめの部屋に来ていたことを察し、動揺を隠せない。

なつめの真意はどこにあるのか？幹太となつめの運命の時間が、刻一刻と迫る――。

CM制作会社で働く並川幹太（伊野尾慧）となつめ（伊原六花）は、公私ともに支え合う理想の夫婦。出会って5年、結婚して3年が経ち、誰もがうらやむ仲の良さを保っていたが、なつめは幹太の“過剰な愛情”に、心の奥で静かに不満を募らせていた。

そんなある日、幹太は偶然なつめのスマホに届いた「ヤマっち」なる人物からのメッセージを目にする。それは、自分が不在の夜にホテルで会う約束が書かれた内容で、夫婦円満を信じていた幹太は、なつめの不倫を疑い大きなショックを受ける。

翌朝、いつもの「いってらっしゃいのキス」を避けられた幹太は、ついに不安に耐えきれなくなり、真実を確かめようと決意。だがその直後、家を出たなつめが交通事故に遭い、命を落としてしまう。

その夜、突然妻を失った幹太は、思い出が詰まった部屋で呆然としながら涙を流す。すると、時計の針が11時22分を指した瞬間、部屋が謎の光に包まれ、死んだはずのなつめが現れる。

しかし、再会したなつめは驚きの言葉を口にする――「交通事故で死んだのは、幹太のほうだ」と。

現実が歪み始めた夫婦の愛の行方。いま、ふたりの“世界”が交錯する。