【対岸の家事～これが、私の生きる道！～】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

詩穂（多部未華子）の家に届いた新たな脅迫状には、「のうのうと生きてる専業主婦は淘汰されるべき」と書かれていた。

この件に関して、夫・量平（川西賢志郎）の転勤に伴い退職を決意した礼子（江口のりこ）は、自らに代わり詩穂を守ってほしいと中谷（ディーン・フジオカ）に託す。

一方、詩穂は虎朗（一ノ瀬ワタル）との間に第二子を望むも、話し合ううちにセックスレスに陥っている現実に気づく。

夫婦というより「家族」になってしまったと感じた詩穂は、中谷にその悩みを打ち明ける。

中谷は、自分と妻・樹里（島袋寛子）との間にも恋愛感情はなく、子作りも「作業」だと割り切っていると答えるが、内心では樹里と上司の男性が親しげにしている様子に複雑な感情を抱えていた。

そして、そんな中谷の身に、何かしらの異変が起こり始める――それは、これまでの均衡を崩す兆しとなるものだった。

詩穂（多部未華子）は、いつものように坂上（田中美佐子）の家を訪れるが、調味料棚にずらりと並んだ醤油の瓶を目にして驚く。坂上は特売だったからと笑って答えるが、詩穂はその様子に違和感を覚える。

後日、詩穂と中谷（ディーン・フジオカ）がスーパーに立ち寄った際、坂上が万引きの疑いで騒ぎになっている現場に遭遇。激しく否定する坂上を心配し、ふたりは彼女を自宅まで送り届ける。

しかし、坂上は同じ話を繰り返し、情緒も不安定。詩穂と中谷は戸惑いを隠せない。そんな中、坂上の娘・里美（美村里江）が現れ、母の様子から認知症を疑う中谷は、病院受診を提案する。

ところが、里美は他人に介入されるのを嫌い、詩穂にもう母の家には来ないでほしいと言い放つ。それでも詩穂は引き下がらず、坂上を気にかけ続ける姿に中谷は彼女の深い思いに疑問を抱く。

一方、量平（川西賢志郎）の転勤が決まり、長野家では妻・礼子（江口のりこ）がこれからの家族の形について悩み始める。
それぞれの家庭に訪れる変化と向き合う、静かで切実な時間が描かれる。

詩穂（多部未華子）の家に「あなたのような専業主婦はお荷物です」と書かれた手紙が届く。
これを誤って開封してしまった礼子（江口のりこ）は、詩穂を傷つけまいと胸の内に秘めることを決意する。

一方、中谷（ディーン・フジオカ）に連れられた詩穂は、「仕事カムバックプロジェクト」のヒアリングを受けるため厚生労働省へ。

そこで、職員から「手に職があるのに復職しないのはもったいない」と指摘され、社会貢献のためにも復職すべきか悩み始める。

同じ頃、会社で講演会の登壇者探しに奔走する礼子は、営業部時代に憧れていた先輩であり社内初の女性管理職となった陽子（片岡礼子）に声をかけるが、思わぬ壁に直面することになる――。

中谷（ディーン・フジオカ）は娘・佳恋（五十嵐美桜）にさまざまな習い事を体験させようと意気込み、詩穂（多部未華子）と苺（永井花奈）を英語の体験教室に誘う。

しかし、「日本語もまだなのに早すぎる」と懐疑的な詩穂に対し、中谷は「“体験”は親が子に贈る武器」と語り、早期から多くの経験を積ませることの重要性を説く。

そんな中、礼子（江口のりこ）の提案で、長野家と村上家でグランピングに行くことに。さらに、帰国中の中谷の妻・樹里（島袋寛子）と佳恋も合流し、三家族が集う賑やかな一日が始まる。

バーベキューを楽しむ一方で、礼子は普段は家事を一切手伝わない夫・量平（川西賢志郎）が、外では人が変わったようにテキパキと働く姿にモヤモヤを抱える。

一方、詩穂は、同年代の子どもたちと遊びながら新しい言葉を覚え、はしゃぐ苺の姿を見てハッとする。

「もしかして、自分が専業主婦として日々二人きりで過ごしていることで、苺に“体験”のチャンスを奪っていたのでは…」

過去の“自分は2つのことを同時にできない”という思い込みがよぎり、詩穂はまたひとつ育児と向き合うことになる。

“体験”とは何か、子どもにとって、親にとって、そして家族にとって――
グランピングでの一日は、それぞれの心に小さな気づきをもたらす。

苺（永井花奈）が体調を崩し、詩穂（多部未華子）はいつものかかりつけ・蔦村医院へ。そこで迎えてくれたのは、元保育士で今は若先生の妻・晶子（田辺桃子）。

笑顔と気配りで、患者にもスタッフにも愛される存在だ。

蔦村医院では現在、大先生が入院中。若先生（朝井大智）が小児科と内科を一手に引き受けて奮闘している。

そんな中、常連患者たちの話題はもっぱら“後継ぎ”のこと。「孫ができれば大先生も元気になる」と、晶子に悪気なく子作りのプレッシャーをかけてくる。

実は晶子は、その言葉にひそかに心を痛めていた。ある日、近所のレディースクリニックでばったり出くわした詩穂に、晶子は思いを打ち明ける。

完璧に見える彼女にも、誰にも言えない苦しさがあった。

一方、村上家では詩穂と虎朗（一ノ瀬ワタル）が、両親の話題から思わぬケンカに発展。ふとしたきっかけで、詩穂は他界した母親との記憶を静かに思い返していた――。

子育て、家族、パートナー、そして親のこと。それぞれの胸に抱える「言えない本音」が、少しずつ交差していく。

礼子（江口のりこ）の娘・星夏（吉玉帆花）が“おたふく風邪”にかかってしまい、仕事を休めない礼子に代わって、詩穂（多部未華子）が星夏を一日預かることに。苺（永井花奈）と星夏が仲良く遊ぶ姿に心癒されながら、詩穂は穏やかな時間を過ごす。

だがその話を聞いた中谷（ディーン・フジオカ）は、「他人の子を預かるのなら、きちんと対価をもらうべき」と忠告。予想もしなかった言葉に、詩穂は思わず戸惑う。

一方、礼子は会社に対し、星夏の看病のため数日間の休みを申し出る。いつも自分の仕事をカバーしてくれている今井（松本怜生）に嫌な顔をされるのでは…と心配していたが、今井はあっさりと快諾。

数日後、星夏の回復とともに礼子も無事職場復帰。しかし安心する間もなく、今度は長男・篤正（寿昌磨）までおたふく風邪に。次々と降りかかる子育ての試練に、礼子と詩穂の奮闘はまだまだ続く――。

詩穂（多部未華子）は、家事と仕事の両立に苦しむ礼子（江口のりこ）に寄り添ったことで、立場は違っても本音を話し合えるママ友関係を築くことに成功する。

しかしその矢先、公園で厚生労働省の官僚・中谷（ディーン・フジオカ）と出会う。彼は2年間の育休を取得中の“育休パパ”で、詩穂の娘・苺（永井花奈）と年の近い娘・佳恋（五十嵐美桜）を育てていた。

初めての“パパ友”に一瞬喜ぶ詩穂だったが、中谷は自信満々に育児論を語り、「専業主婦なんて贅沢」「旦那さんがかわいそう」と詩穂を見下すような発言を連発。

娘同士が仲良くなる一方で、詩穂の心にはモヤモヤが残り、中谷との距離は一向に縮まらない。彼の愚痴を坂上さん（田中美佐子）に聞いてもらっても、気持ちは晴れないまま。

そんな詩穂の気持ちも知らず、中谷は詩穂と苺を水族館に誘い出し、さらなる“気まずい関係”が動き出す――。

専業主婦の詩穂（多部未華子）は、居酒屋店長の夫・虎朗（一ノ瀬ワタル）と娘・苺（永井花奈）と穏やかに暮らしていた。過去の経験から「自分は二つのことを同時にできない」と感じ、専業主婦の道を選んだものの、日々苺とだけ過ごす生活に寂しさを覚えていた。

そんなある日、詩穂は苺と一緒に子育て支援センターの「手遊び教室」に参加する。久々の外の世界に緊張する中、気さくに話しかけてくれたのは、仕事と育児を両立するママ・礼子（江口のりこ）。だが、礼子は詩穂が専業主婦だと知ると、「時流に乗り遅れた絶滅危惧種」と陰口を叩く。

さらに驚くことに、その礼子が詩穂のマンションの隣に引っ越してくる。気まずいご近所付き合いが始まり、詩穂の生活は一変する。

加えて、完璧な育児計画を掲げる“育休中のパパ”中谷（ディーン・フジオカ）など、さまざまな立場で家事や仕事に奮闘する人々との出会いが詩穂を揺さぶる。これまで「自分とは関係ない」と思っていた世界が、少しずつ身近になり、彼女の中に新たな気持ちが芽生えていく。

専業主婦としての日々に疑問を抱き始めた詩穂は、どんな答えを見つけるのか？波乱の毎日が、いま幕を開ける！