フジテレビドラマ「続・続・最後から二番目の恋」を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

信州の実家から戻った吉野千明（小泉今日子）と長倉和平（中井貴一）を待っていたのは、思いがけない光景だった。カフェ・ナガクラに足を踏み入れると、そこには長倉家の面々に加え、成瀬千次（三浦友和）、早田律子（石田ひかり）、木村優斗（西垣匠）までが勢揃いしており、まさにカオスな一日が繰り広げられていた。

数日後、千明の自宅では、彼女の呼びかけで女子会が開催される。荒木啓子（森口博子）、水野祥子（渡辺真起子）、長倉万理子（内田有紀）、水谷典子（飯島直子）、長倉えりな（白本彩奈）、長倉知美（佐津川愛美）、そして律子も合流し、「女たちに乾杯！」の号令のもと、楽しい時間が流れていた。

しかし、酔いが回る中で律子が切り込む。「千明さんと長倉和平さんって、どういう関係なんですか？」。その問いに、千明は言葉に詰まる。

同じころ、カフェでは和平と成瀬が酒を酌み交わしながら、同じ話題に。ふたりの脳裏に浮かぶのは、2014年に酔った勢いで和平が千明にプロポーズをした“あの日”。思い出が交差する中、千明と和平は、別々の場所で同じ「ある想い」を口にする。

一方、長倉家の兄弟たちにも変化の時が訪れていた。典子は再び雑誌のグラビア撮影に挑戦するが、自分を偽ったままの撮影に罪悪感を覚え、夜になって千明に「自分には何もない」と苦しみを吐露。

万理子は「月9」脚本のスランプに悩み続けていたが、居酒屋で「チーム吉野千明」のスタッフたちの温かな励ましを受け、意外な人物のひと言が彼女の背中を押すことになる。

また別の日、真平（坂口憲二）と知美（佐津川愛美）は病院で検査結果を聞く。不安な面持ちのふたりに対し、医師から告げられた言葉に、その表情はこわばる――長倉家に新たな試練が訪れる気配が濃く漂い始めていた。

信州の実家から戻ってきた吉野千明（小泉今日子）と長倉和平（中井貴一）を待っていたのは、まさかのサプライズ。

カフェ・ナガクラに戻ると、長倉家の面々に加え、成瀬千次（三浦友和）、早田律子（石田ひかり）、木村優斗（西垣匠）までもが偶然一堂に集結。カオスな一日が幕を開ける。

数日後、千明の自宅では女子会が開催。荒木啓子（森口博子）、水野祥子（渡辺真起子）、長倉万理子（内田有紀）、水谷典子（飯島直子）、長倉えりな（白本彩奈）、長倉知美（佐津川愛美）、さらには律子も合流し、「女たちに乾杯！」の掛け声で酒もトークもヒートアップ。

その中で律子が切り込む。「千明さんと長倉和平さんはどういった関係なんですか？」。答えに詰まる千明。時を同じくして、カフェでは和平と成瀬が酒を酌み交わしており、成瀬も同じ問いを投げかける。

ふたりの記憶に浮かんだのは、2014年、酔った勢いで和平が千明にプロポーズしたあの夜――そして今、千明と和平は、それぞれの場所で同じ「ある想い」を口にする。

一方、長倉家の兄弟たちにも変化の兆しが。典子は再びグラビア撮影に挑戦するが、その夜、「自分を偽っていた」と千明に悩みを吐露。「自分には何もない」と涙する姿が胸を打つ。

万理子はというと、担当する「月9」の脚本がまったく進まずスランプ状態。だが、「チーム吉野千明」のスタッフたちとの居酒屋でのひととき、ある意外な人物の一言が、彼女の背中をそっと押す。

そして、真平（坂口憲二）と知美（佐津川愛美）は大きな病院で検査結果を聞く。真平の持病について、医師からのひと言に、ふたりの表情は凍りつく――長倉家に新たな試練の気配が迫る。

深夜、隣家の防犯ベルが鳴り、和平（中井貴一）は慌てて吉野千明（小泉今日子）の部屋へ駆け込む。だがそこにいたのは、深酒で全裸のまま眠りこけている千明だった。

翌朝、カフェ・ナガクラでは真平（坂口憲二）やえりな（白本彩奈）が朝食を準備。和平は気まずさを隠しつつ、普段通りを装う。そこへ千明が現れ、母から「父の体調が悪い」との電話があったと告げる。しかしその内容は、千明を心配する母の“嘘”だった。

和平の「騙されてあげれば」という一言に背中を押された千明は、信州上田の実家へ帰ることを決意。その道中、和平も“事実婚の恋人”という設定で同行することに。久々に再会した両親・有里子（三田佳子）と隆司（小倉蒼蛙）は元気そうで、千明も内心安堵する。

楽しい談笑の中、有里子は過去に千明が巻き込まれた事故について、自身の不注意だったと後悔を語る。さらに、その告白から思いがけない“秘密”が明かされることに――。

一方、カフェ・ナガクラでは真平たちが千明と和平の関係をあれこれ噂。そこに早田律子（石田ひかり）が来店し、えりなと海岸で出会った木村優斗（西垣匠）、知美の母・秀子（美保純）、そして千明の主治医・成瀬千次（三浦友和）までが一堂に会する騒動に発展する。

長倉えりな（白本彩奈）は海岸で再び木村優斗（西垣匠）と遭遇する。優斗は和平（中井貴一）の会話を偶然聞き、えりなの「ファザコン気味な娘」という父の“嘘”に触れる。えりなはその言葉の裏に込められた父の思いを知ることに。

一方、吉野千明（小泉今日子）率いる制作チームでは「され妻同盟」に続く新企画が難航。脚本家の万理子（内田有紀）は千明の後押しで「月9企画」に挑戦する決意を固める。

その日、えりなが和平と千明をカフェに呼び出し、ずっと言えなかった本音を打ち明ける。娘の想いに触れた和平は夜空を見上げ、亡き妻への想いを募らせる。

一方、典子（飯島直子）は千明と温泉へ。グラビア撮影に臨むが、現地で驚きの人物と遭遇し唖然。律子（石田ひかり）は和平に亡き夫の話を語り、成瀬（三浦友和）は成瀬そっくりの患者＝千明の存在に驚いたことを和平に明かす。

その夜、女子会で知った“ある人物の本性”に怒り爆発の千明は帰宅後、泥酔状態。だが深夜、防犯ベルが鳴り響き、和平が駆けつける――。ドラマは家族、恋愛、仕事、人生の交錯が濃密に描かれる転機の回となる。

吉野千明（小泉今日子）は精密検査をクリアしたことをきっかけに、医師・成瀬千次（三浦友和）から食事に誘われる。

成瀬は、千明が亡き妻に瓜二つだったために動揺したと謝罪。誠実な成瀬の姿に千明は心を開き、正式に彼をかかりつけ医に迎えることを決める。

一方、長倉和平（中井貴一）は鎌倉市長・伊佐山良子（柴田理恵）から市長選への立候補を打診され、戸惑いを隠せずにいた。

そんな折、鎌倉での日常を撮影していた千明は偶然和平と出会い、そのまま海辺で長倉真平（坂口憲二）と知美（佐津川愛美）夫婦とも遭遇。真平の様子に違和感を覚える千明と和平。

そこへ、早田律子（石田ひかり）から助けを求める電話が入り、和平たちは現場へ急行。

律子は中国人観光客とのトラブルで涙を流しており、その後の会話で律子が「され妻」、つまり亡き夫に浮気されていたと告白する。

さらにこの様子を、知美の母・大橋秀子（美保純）に目撃されてしまい、和平はため息をつく。

夜には、長倉万理子（内田有紀）の落ち着かない様子を気にした千明が、万理子の話を聞き、涙する彼女をそっと抱きしめる。

翌朝、古民家カフェ・ナガクラに集まった長倉家一同。珍しく早起きした水谷典子（飯島直子）は、ある人物に「説教する」と宣言し、波乱の予感が漂う――。

中学生の長倉和平は、ある日突然、同級生からエロ本を手渡されるという困惑の出来事に直面する。帰宅後、和平少年はそれを自室のベッドの下に隠すが、翌日あっけなく母親に見つかってしまう。

母は、「この本に描かれている女性像は嘘よ」と優しく、そして真剣に話して聞かせる。その姿に、自分がこの話を母にさせてしまったという強烈な自己嫌悪が押し寄せ、和平少年は号泣する――。

「和平エロ本号泣事件」。このエピソードを聞いた吉野千明（小泉今日子）は、長倉和平（中井貴一）の中にある“女性観”のルーツを理解する。

そして、今の和平が他者との距離を測りながら生きていることに気づき、「人と人との関係はキャッチボールよ」と優しく助言を送る。

一方、千明のもとを訪れた水谷典子（飯島直子）は、実は雑誌「湯煙美人」のグラビア出演が決まり、ひそかにダイエットに励んでいた。

夜、千明宅を訪ねた典子は、専業主婦としての人生への不安を口にする。
「私たちの方が、“女”であることに甘えてる気がする」――。その言葉に戸惑いながらも、千明は乾杯で彼女を励ます。

同じ頃、成瀬千次（三浦友和）と和平は、偶然入った居酒屋で隣の席になり意気投合。家族でも仕事でも「受け止め役」だった和平は、「本気で誰かにボールを投げたことがない」と心の内を明かす。

成瀬は「俺が受け止めてやる」とキャッチャーミットを構え、初対面ながら心を許せる相手となる。その姿勢に、和平は思わず目頭を熱くする。

そして後日、鎌倉市長・伊佐山良子（柴田理恵）との食事の席で、和平は信じがたい一言を市長の口から聞くことになる――。
それは、彼のこれからを揺るがす運命の言葉だった。

鎌倉市観光協会に新スタッフとして早田律子（石田ひかり）がやってくる。長倉和平（中井貴一）に挨拶するが、彼の名前を聞いた瞬間、律子の脳裏には、亡き父が遺した「未亡人」系の成人雑誌やDVDの箱に書かれていた「くらちゃん」の記憶がよぎる。

一方、胸の動悸に不安を感じ病院を訪れた吉野千明（小泉今日子）は、爽やかな医師・成瀬千次（三浦友和）と出会う。千明は成瀬の優しい物腰に惹かれ、成瀬も千明の顔が亡き妻にそっくりなことに驚き、心を動かされる。

和平は律子とともに観光地を巡りながら、彼女の「今日が私の第二の人生のスタートです」という言葉に、自身の定年後の再任用を重ねて感じ入る。律子をそっと応援する気持ちが芽生える。

そのころ千明は病院を後にし、偶然入った蕎麦屋でまたもや成瀬と相席に。自然な会話の中で、成瀬の誠実な人柄に触れた千明は、さらに心を惹かれていく。

和平は、今や課長となった田所勉（松尾諭）の仕事の愚痴に付き合い酒を酌み交わす夜。一方の千明は、友人の荒木啓子（森口博子）と水野祥子（渡辺真起子）と女子会を開き、成瀬の話題で盛り上がる。

その頃、長倉家の人々もそれぞれの時間を過ごしていた。万理子（内田有紀）は「月9企画募集」のチラシをじっと見つめ、水谷典子（飯島直子）はベランダで煙草をくゆらせ、ひとり思索に沈む。真平（坂口憲二）は家族との穏やかなひとときを大切にしながら、日常を噛みしめていた。

そして朝。古民家カフェ「ナガクラ」で、いつものように顔を合わせる千明と和平。日常の中に静かに流れる新たな風、それぞれの「第二の人生」が、また動き始める。

テレビ局のドラマ制作部でヒットシリーズを手掛けるゼネラルプロデューサー・吉野千明（小泉今日子）は、もうすぐ60歳。

定年を迎える社員向けのセミナーに参加するも、話題は「セカンドライフ」。仕事一筋で生きてきた彼女には、退職後の人生がまるでイメージできず、取り残されたような気持ちになる。

一方、鎌倉市役所観光推進課の長倉和平（中井貴一）は、定年後も「指導監」として働いていた。観光客の増加、相変わらずの残業、年齢とともに言うことを聞かなくなった身体。日々ストレスと疲労を抱えていた。

そんなふたりは、極楽寺駅でまたもばったり出会う。実は自宅がお隣同士。たわいもない会話を交わすうち、千明は「気の合う誰かが隣にいてくれたらいい」と心から感じ、思わず笑みをこぼす。

その思いの背景には、2020年――コロナ禍の記憶があった。千明は感染し、孤独と恐怖の中にいた。そのとき、壁越しに声をかけ続けてくれたのが和平だった。
「治ったら何がしたいですか？」
「長倉和平を木っ端微塵に論破する」
そう応じて笑い合った、あの夜。千明にとって和平は、今やかけがえのない存在だった。

そして、2025年――。
朝から鎌倉の古民家カフェ「ナガクラ」では、店長で和平の弟・真平（坂口憲二）、和平の娘・えりな（白本彩奈）が働いている。

千明や和平はもちろん、千明の専属脚本家で和平の妹・万理子（内田有紀）、専業主婦で平凡な日々に退屈している長女・水谷典子（飯島直子）も集まり、何気ないけれど愛おしい日常が続いていた。

第二の人生を、誰と、どう生きるか。答えは“いつもの日常”の中に――。