【御曹司に恋はムズすぎる】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

成田（小関裕太）がまどか（山下美月）にキスしようとしている場面を目撃した昴（永瀬廉）は、ショックのあまり、渡すはずだったプレゼントをその場に落とし、逃げるように立ち去る。

2人がすでに付き合っていると思い込み、眠れない一夜を過ごした昴だったが、翌朝、それは誤解だと判明。

しかし安心したのも束の間、成田から「いずれ（まどかと）付き合いたいと思ってる」と宣戦布告され、さらに、まどかと成田が週末に2人きりで出かけると知った昴は、ライバルに先を越されたことに悔しさがこみ上げる。

昴と成田が自分をめぐって攻防戦を繰り広げていることなど知るよしもないまどかは、新商品のアイディアを一緒に考えて以来、昴がふとしたときに見せるやさしさや、想いをストレートにぶつけてくることに、いつの間にか胸が高鳴るように。

さらに、プレゼントに込められた昴の思いを知ったまどかは、拾って持ち帰っていたプレゼントをこっそり開けて…。

その頃、友也（西畑大吾）は亘（鹿賀丈史）に呼び出されて天堂家を訪れていた。「君に打ち明けたいことがある」——亘はそう言って、昴の親友である友也に、あることを伝える。

一方、服天の子供服部門の再興はメディアでも取り上げられ、掲載されたまどかのインタビューとメンバーの集合写真を憎悪に満ちた目で見つめる人物がいて…。

昴（永瀬廉）は、自分の無力さを痛感しつつも、外見や財力ではなく言葉を信じてくれたまどか（山下美月）に次第に本気で惹かれていく。

一方、まどかは相性が最悪なはずの昴をなぜ心配してしまったのか、自分自身に疑問を抱いていた。

そんな中、昴はまどかに恋心を抱いていることを確信するが、リリー（中村里帆）の話からまどかには好きな人がいると知り、その相手が成田（小関裕太）だと気づく。

昴は成田をライバル視し始めるが、成田もまた昴とまどかの距離感に複雑な想いを抱いていた。

そんな折、子供服部門に社長の東雲香織（筒井真理子）が現れ、厳しい条件を突きつける。

1年以内にヒット商品を生み出せなければチームを解散すると言われ、緊張が走る。チーフの成田は早速、各メンバーに新商品のアイディアを考えるよう指示。

重い空気が漂う中、昴たちは各自のアイディアを持ち寄ることになる。

まどかは保育園を訪問し、保護者たちのニーズを独自に調査。

その結果を基に、子どもが安全で快適に着られるデザインを提案する。

しかし、そのプレゼンを見た昴は「こんな服着て、子どもはワクワクすんの？」と、遠慮ない言葉で反論する。

その直球の物言いに、まどかは険しい表情を浮かべるが、その奥には昴に対する特別な感情が見え隠れしていた。

複雑に絡み合う恋愛模様と、チーム存続を懸けたプロジェクト――昴とまどか、そして成田の関係がどう動いていくのか、新商品のアイディアが未来をどう切り拓くのか、物語は大きな転機を迎える。

「お前が好きだ」——。思わず口をついて出た昴（永瀬廉）の言葉に自分自身も驚き、慌てて撤回する。その突然の告白に一瞬動揺したまどか（山下美月）も「そんなはずない」と気を取り直し、傘を差し出した成田（小関裕太）と会社をあとにする。

昴は「まどかを好きになるはずがない」と自分に言い聞かせるが、成田と相合傘で帰るまどかの姿が頭から離れず、なぜか苛立ちを覚える。

そんな中、週末に子供服専門店で売り場見学をする話が持ち上がり、成田が参加者を募ると、子供服を嫌っていたはずの昴が真っ先に手を挙げる。その様子を見た友也（西畑大吾）は、昴の中に恋心が芽生えたと確信する。

ところが、見学先への移動手段が電車と知った昴は幼い頃、祖父・亘（鹿賀丈史）から「電車に乗ってはいけない」と教えられた記憶が蘇り、恐怖で震え始める。しかし、まどかと成田が二人きりになる可能性を考えると胸がざわつき、その理由を友也に問いかける。友也は「それが恋だ」と教え、昴を後押しする。

一方、まどかの後輩リリー（中村里帆）から「温室育ちのお坊ちゃんなんて、まどかの恋愛対象にはなれない」と言われた昴は、自分も庶民らしくなろうと決意。電車に挑戦することで、過去の克服とまどかへの想いを証明しようと意気込む。

迎えた週末、駅までたどり着いた昴を待っていたのは、過去のトラウマと向き合わざるを得ない高い壁。果たして昴は自分の恐怖を乗り越え、まどかへの想いを行動で示せるのか——。恋心と過去の狭間で揺れる昴の物語が動き出す。

まどか（山下美月）にキスを拒まれ、プライドを傷つけられた昴（永瀬廉）は、友也（西畑大吾）にまどかのことを調べるよう依頼。まどかの好みを把握して惚れさせるという思惑だった。しかし、財力をアピールしても、まどかは一切興味を示さず、昴は自分の誘いを断る女性がいることに衝撃を受ける。

そんな中、まどかは8年ぶりに再始動する子供服部門への異動が決まり、長年の夢だった仕事に携われることを喜ぶ。しかし、新たな職場には、亘（鹿賀丈史）の差し金で配属された昴と友也の姿があった。

昴は、少子化を理由に子供服部門を「無駄」と切り捨て、会社は富裕層向けのハイブランドに専念すべきだと主張。子供服に特別な思い入れを持つまどかは我慢できず、真っ向から反論して言い争いに発展する。

配属に納得がいかない昴は亘に問いただすが、亘は「お前が一から学ぶには最適な部署だ」とだけ言い、詳細を明かさない。さらに、亘は昴のブラックカードを止めるという手段に出る。雨の中、タクシーも呼べず、昴は会社の玄関先で立ち尽くすことに。

すると、偶然通りかかったまどかが折り畳み傘を差し出す。意外な優しさに戸惑う昴だが、まどかの言葉と行動に触れ、これまでと違う感情が芽生え始める。二人の関係は、この出会いを機にどのように変化していくのか。雨の夜、物語は新たな展開を迎える。

天堂昴（永瀬廉）は総資産3000億円を誇る巨大アパレルメーカー『服天』の御曹司。両親を早くに亡くし、祖父で会長の天堂亘（鹿賀丈史）に甘やかされて育ったため、性格に欠点が多く、極度のうぬぼれ屋である。

昴は親友の草壁友也（西畑大吾）と共に、亘の支援を受けて2度の起業を試みるがいずれも失敗。さらに、3度目の会社も潰してしまい、ついに亘から見放される。亘は昴に『服天』へのコネ入社と社会人一年目からのやり直しを命じた。

出社初日、昴は高級ブランドの私服で新入社員研修に参加。自分の容姿に自信満々で注目を浴びるが、教育係の花倉まどか（山下美月）に「ダサい」と一蹴される。さらには自社の型落ちスーツに着替えさせられるという屈辱を味わい、初めての挫折に苛立ちを感じる。

その日の夜、昴は亘の指示で社員寮の古びたアパートに引っ越す。慣れない庶民暮らしに戸惑い、ストレスを紛らわそうと大音量で音楽を流すが、隣人が怒鳴り込んでくる。現れたのは昼間、自分を注意したまどかだった——。