フジテレビドラマ【波うららかに、めおと日和】を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

１年前の約束を果たすため、江端なつ美（芳根京子）と瀧昌（本田響矢）は蛍を見に行こうと計画していた。しかしその矢先、突然の招集命令が下り、瀧昌は深見龍之介（小関裕太）とともに艦へ向かうことに。

海上は暴風雨に見舞われ、艦は激しく揺れ、瀧昌と深見は任務の最中に思わぬ事態に巻き込まれてしまう。

一方、なつ美は「海軍の妻としてしっかり家を守らなければ」と自分に言い聞かせながらも、艦の状況が気になって落ち着かない。何か手がかりが得られるのではと、情報の集まる鎮守府へ向かおうとする。

その時、深見の婚約者・芳森芙美子（山本舞香）がなつ美を訪ねてくる。深見の身を案じてやって来た芙美子に、なつ美も「毎日不安で押し潰されそう」と本音を漏らし、ふたりは涙ぐみながらお互いの思いを共有する。

そこへ現れたのは、柴原郁子（和久井映見）。郁子はふたりに海軍の妻としての心構えを説きつつ、優しく寄り添い、「大丈夫よ」と明るく励ます。

命の海に身を置く男たちを想い、陸で祈り続ける女たち。なつ美と瀧昌、芙美子と深見――その未来には、どんな運命が待っているのか。

結婚1年を迎えたなつ美（芳根京子）と瀧昌（本田響矢）は、なつ美の姉・あき奈（咲妃みゆ）の出産を手伝うため実家を訪れていた。

布団の中で陣痛に苦しむあき奈の姿を見たなつ美は、自身の出産時に瀧昌が仕事で不在となり、一人で産むことになるかもしれないと不安を募らせる。

一方、見合い話が順調に進む芙美子（山本舞香）と深見龍之介（小関裕太）。深見が喫茶店で待っていると、芙美子は妹の蓉子（白山乃愛）と弟の柊一（石塚陸翔）を連れて登場。深見を警戒する二人に対し、柔らかく対応する深見だったが、蓉子から鋭い質問が飛ぶ。

その頃、あき奈の陣痛はさらに激しくなり、なつ美は「自分にも本当に産めるのか」と恐れを感じ始める。瀧昌も、出産の大変さに衝撃を受けながら、そばにいられない可能性を思い悩む。

そして明け方、いよいよ出産の時が近づく。あき奈の叫びに目覚めた瀧昌は、自分がなつ美に一人で痛みを背負わせてしまうかもしれない現実に、複雑な感情を抱く。

命の誕生を前に、それぞれが「家族」と「命」と真剣に向き合う時間が始まろうとしていた。

江端なつ美と瀧昌は、夫婦として初めての正月を迎える。瀧昌がプレゼントした結婚指輪は完成に一ヶ月かかると知り、「半年後に一緒に取りに行こう」と提案する瀧昌。その優しさに、なつ美は喜びを感じる。

瀧昌が出立してから一ヶ月。なつ美は手紙の内容に悩んだり、郁子と化粧を楽しんだりしながら穏やかな日々を過ごす。さらに数週間が経ち、瀧昌の帰宅日。張り切って夕食を用意して待つなつ美。

しかし、瀧昌は帰宅前に義父・関谷篤三に呼び出され、瀬田準太郎と三人で食事をすることに。篤三は海軍に関する質問を浴びせるが、瀧昌は守秘義務のため答えられず、葛藤しながらも誠実に対応しようとする。

なつ美を挟んで微妙な関係だった瀧昌と瀬田の間には、この出来事をきっかけに少しずつ変化が生まれる。

夜になって帰宅した瀧昌から酒の匂いを感じたなつ美は、誰と飲んでいたのかと問いかけるが、瀧昌は篤三に口止めされているためはぐらかす。その態度に、なつ美は小さな不安を覚える。

一方、芳森芙美子と深見龍之介の関係にも進展が見られ、周囲の人間関係も少しずつ動き始めていた。

なつ美（芳根京子）と瀧昌（本田響矢）は実家での夜を共に過ごし、翌朝は互いに照れくさい気持ちを引きずりながら、ぎこちない朝食を迎える。なつ美は味噌汁をしょっぱくし、瀧昌はそれを気まずそうに啜る。

年末、大掃除の話題になるが、なつ美は瀧昌に頼むことをためらう。だが荷物の片付け中に危機を救われ、「家族なんだし頼って」との言葉に背中を押され、瀧昌に神棚掃除を任せることに。瀧昌の提案で、なつ美は海軍風の号令を出して指示をする展開に。

その後、恒例の餅つきに芙美子（山本舞香）と深見（小関裕太）が訪問。なつ美は二人の仲を深めようと、買い出しを頼む。途中、少年がりんごを盗む場面に遭遇し、芙美子は代金を払い、深見は予想外の対応を見せる。少年とのやり取りから、芙美子と深見の関係にも変化が訪れようとしていた。

なつ美（芳根京子）は、芙美子（山本舞香）と深見（小関裕太）の関係が気になり、瀧昌（本田響矢）と一緒に変装して喫茶店で二人を見張ることに。乗り気ではない瀧昌だったが、なつ美の笑顔を見たい一心で協力する。

一方その頃、深見は芙美子に「あなたを理想の結婚相手と考えている」と突然の告白。恋情は必要なく、お互いの義務を果たし合えばそれで良いという割り切った結婚観を語る。芙美子は一定の理解を示すが、やはりそれを受け入れることはできず、断る。

偵察中のなつ美と瀧昌は、芙美子たちの様子を観察するはずが、次第にデート気分に。ショートケーキとサンドウィッチを楽しみながら、自然と笑顔がこぼれる。

しかし、偵察としての成果を出せなかった瀧昌は「なつ美を喜ばせられなかった」と落ち込む。そんなとき、なつ美が一通の手紙を持って部屋に入ってくる。上半身裸の瀧昌を見て思わず赤くなり、背を向けて照れるなつ美。手紙は、なつ美の母・関谷さつき（紺野まひる）からで、「いつ関谷家に来られるのか」との内容だった。

瀧昌は「今度こそなつ美を喜ばせたい」と、すぐに実家訪問を提案。こうして、初めてなつ美の家族と対面することに。関谷家の姉妹たちは興味津々で瀧昌を迎え、和やかでにぎやかな時間が始まる――。

江端瀧昌（本田響矢）が出発してから数週間。妻・なつ美（芳根京子）は、「花筏の会」で知り合った秋山潤子（小島藤子）から「艦が沈んだ」という話を聞き、不安に陥る。

だが、柴原郁子（和久井映見）はそれが瀧昌の艦ではなく、過去の事故だと説明しつつ、「あす有事があってもおかしくない」と語り、なつ美は軍人の妻としての覚悟を新たにする。

11月、瀧昌から「アサッテ カヘル」と電報が届く。喜びも束の間、なつ美は風邪で寝込んでしまう。郁子の看病で熱は下がるものの、声が出なくなってしまう。

そこへ芳森芙美子（山本舞香）が訪れ、なつ美は瀧昌に風邪がバレないよう協力を頼む。

二人は瀧昌の帰りを待ちながら編み物や料理をして過ごすが、夜になっても瀧昌は帰らない。

事故を疑い不安が募るなつ美。そんなとき、玄関の物音に反応し外へ飛び出すと、そこには泥酔した瀧昌が、同僚・深見龍之介（小関裕太）に支えられて立っていた。

怒りと落胆で涙をこらえながら、なつ美は瀧昌を玄関から押し出し、戸を閉める。

翌日、謝罪する瀧昌。しかし、芙美子と深見の存在が事態をさらに複雑にし、思わぬ展開を迎えることになる。

江端なつ美（芳根京子）は、夫・瀧昌（本田響矢）のために「花筏の会」という海軍士官の妻たちの集まりに参加することになる。

準備に不慣れななつ美は会長から叱られるが、会長の姪であるタイピストの芳森芙美子（山本舞香）がさりげなくフォローする。

なつ美は会で「夫の過去を知ることも妻の務め」と言われ、瀧昌の過去が気にかかるようになる。そんななか、芙美子が江端家を訪れ、二人は一緒にライスカレーを作ることに。

料理をしながら、なつ美は瀧昌の過去について芙美子に相談。芙美子はそれを受けて、母屋に住む柴原郁子（和久井映見）を食事に誘う。

食卓の席で、なつ美は思い切って郁子に瀧昌の過去を尋ねるが、郁子も彼が柴原家に来る前のことは知らなかった。

食事を終えたなつ美は居間で眠ってしまい、その間に郁子は芙美子に「私たちの勝手でふたりを急いで結婚させてしまった」と語る。

目を覚ましたなつ美はその会話を聞いてしまい、心を揺らす。

そんななつ美のもとに、妹・ふゆ子（小川彩）と幼なじみの瀬田準太郎（小宮璃央）が訪ねてくる。そのころ、家を留守にしていた瀧昌が久々に帰宅し、玄関の扉を開けると、そこには瀬田が立っていて――。

夫の知られざる過去、家族の思い、揺れる妻の胸の内が交錯し、物語は静かに転機を迎えようとしている。

新婚生活にぎこちなさを残しつつも、徐々に距離を縮めていくなつ美と瀧昌。二ヶ月ぶりに帰宅した瀧昌は、なつ美と幼なじみ・準太郎の話題に嫉妬し、夫婦として関係を進めようと決意する。

その晩、緊張しながらも寝室で向き合う二人。翌日には散歩に出かけ、瀧昌の案内で街を巡りながら、転びそうになるなつ美を助けたことで手を繋ぐ。自然と笑顔が生まれ、瀧昌の“秘密の場所”――蛍の見える川の話に、なつ美は未来の恒例行事として一緒に行きたいと願いを口にする。

やがて、背広を仕立てるために訪れたテーラーで出迎えたのは幼い少年。無邪気な接客に照れる瀧昌の姿に、なつ美の心にはある“未来”の想像が芽生え始めるのだった。

突然の結婚で共に暮らすことになった、なつ美（芳根京子）と帝国海軍の瀧昌（本田響矢）。互いにどう接すればよいのか分からず、ぎこちない新婚生活が続く。

そんな中、瀧昌は任務で2ヶ月家を空けることに。

寂しさを抱えながら過ごすなつ美の元に、一通の電報が届く。再会の知らせに心を躍らせるなつ美。

母屋に住む郁子（和久井映見）は、「新婚旅行ね！」と明るく背中を押す。ワンピースに着替え、約束の場所へと向かったなつ美の前に現れたのは、白い軍服姿の瀧昌。

互いにその姿に見惚れながらも、どこか緊張した空気が流れる。

その後、ふたりはパン屋で初めてのクリームパンを食べ、海辺へ。ささやかなデートに少しずつ心がほぐれていく。

旅館に戻り、風呂上がりの部屋には並んだ二枚の布団。照れくさい沈黙の中、瀧昌が窓を開けて星を眺めながら語り出す。

「星や太陽の位置で艦の居場所を割り出すんだ」

その言葉に耳を傾けるなつ美は、次第に瀧昌の優しさと真面目さに惹かれ、自身の家族の話をし始める。だが、真っ直ぐに見つめられると顔が赤くなり、うまく言葉が出ない。

「見られると恥ずかしい」と言うなつ美に、瀧昌は「見ない代わりに、触れてもいい？」と優しく尋ねる。

そっと手を握り合い、見つめ合う二人。
不器用ながらも、確実に心が近づいていく――。
ぎこちない距離は、ぬくもりで満たされてゆく。

突然の結婚で寝食を共にすることになったなつ美（芳根京子）と帝国海軍に勤める瀧昌（本田響矢）。互いにどう接すればよいか分からず、どこかぎこちない新婚生活を送っていた。

そんな中、瀧昌が仕事で2ヶ月間家を空けることに。待つ日々のなかで、なつ美の元に瀧昌から一通の電報が届く。

母屋に住む郁子（和久井映見）は再会を「新婚旅行」と言い、おめかしをすすめる。ワンピースに着替え、指定された場所へと向かったなつ美の前に現れたのは、白い軍服と制帽を身につけた瀧昌。互いに見惚れ、空気は一層ぎこちなく――。

パン屋で初めてのクリームパンを分け合いながら、二人は海へ。そして夜、旅館へ戻ると並べられた二枚の布団に一瞬戸惑いが走る。

風呂上がり、部屋の電気を消した瀧昌はふと窓を開け、星を見上げながら語り出す。「星や太陽から艦の位置を割り出す仕事がある」と。

その静かな語りに引き寄せられたなつ美は、そっと彼の隣に座り耳を傾ける。そして自分の家族の話を始めるが、瀧昌のまっすぐな視線に赤面して言葉を詰まらせてしまう。

恥ずかしがるなつ美に、瀧昌は「見ない代わりに、触れてもいいか」と優しく問いかける。

そっと手を重ね、ゆっくりと見つめ合う二人――。

ぎこちなかった心の距離が、少しずつ、確かなぬくもりへと変わっていく。静かで、やさしい夜がそこにあった。