トクメイ！警視庁特別会計係を見逃した！見逃し配信で見る方法は？

一円（橋本環奈）は榊山慎一郎（福井晶一）率いる警察上層部が、事件化されていない押収品を裏金に変えて警察署のデジタル化に使用していたことを突き止める。同時に、亡くなった芹沢詩織（石井杏奈）の関係者を調査していた藤堂さゆり（松本まりか）は、詩織と須賀安吾（佐藤二朗）が写った写真を一円に送る。

その頃、湯川哲郎（沢村一樹）はXのアジトで目覚め、詩織の死に関連する警察の暗部を暴こうとする須賀と対峙する。湯川班のメンバーがアジトに到着するが、須賀は逃げる。

須賀は榊山を予算会議で公に断罪し殺害する計画を立てていた。この計画を阻止するため、一円と湯川は裏金問題を告発し、榊山を官房長から降ろすことを目指す。

湯川班は、片桐幹夫（米本学仁）の殺害犯であり脅迫者Xとしての窃盗犯、真壁純也（安藤嗣海）を逮捕する。さらに、真壁が警務課の金庫から1億円を盗んだ犯人であることが判明し、背後には警察の重大な秘密が隠されていることが示唆される。

逮捕された真壁は罪を認めつつ、片桐殺しは湯川哲郎（沢村一樹）の指示だったと主張する。これにより、湯川には殺人教唆の疑いがかかり、逮捕状が出される。一円（橋本環奈）は、湯川が殺人を犯すとは信じられず、彼の無実を証明しようとするが、湯川班のメンバーは乗り気でなく、湯川の言動を非難する。

一円は湯川の無実を信じ、彼のために奔走する。しかし、中塚文雄（鶴見辰吾）によれば、湯川には借金があり、1億円盗難の数日後に返済された。さらに、片桐の死を乗り越えようとする阿久津美和（前野えま）のもとにも、差出人不明の1千万円が送られてくる。これらの証拠から、湯川が犯人である可能性が高まる。

無罪を証明しようとする一円は、行き詰まりながらもある場所へと向かう。この物語は、犯罪、秘密、そして信念の葛藤を描いた深い展開を持つ。

万町署の金庫から1億円が盗まれ、管理責任者の須賀（佐藤二朗）が懲戒処分の危機にあり、円（橋本環奈）が心配する。脅迫者Xと接触の可能性がある西尾伸介参事官（隈部洋平）をさゆり（松本まりか）が尾行し、政治家の小田切誠（堀川りょう）と記者の芹沢詩織（石井杏奈）のやりとりを含むデータを入手する。詩織はその晩に転落死している。

湯川（沢村一樹）は詩織の死を殺人と疑い、西尾に接触しXとの関係を追及。しかし、Xのリークにより西尾のスキャンダルが明るみに出る。警察官に辞職を強いるXの正体は不明のまま。榊山官房長（福井晶一）は、万町署の未来を案じる円に提案を持ちかける。

湯川は小田切の元へ乗り込むが、その振る舞いで停職処分となる。警察幹部や政治家が警察官を利用する実態が明らかになる中、円は万町署を守るため、経費削減の秘策を考える。

一円（橋本環奈）は、20％の経費削減が進まずに焦りを感じている。その中で、3カ月前に発見された1億円の落とし主を名乗る人々が万町署に押し寄せ、警務課は対応に追われる。

同時に、商業ビルの階段からの男性転落事故が発生し、湯川哲郎（沢村一樹）と中西翔（徳重聡）が病院へ急行する。被害者は1億円が入ったバッグを拾ったハラン人のノッカー・ウォール（小久保寿人）であった。事件の背後に大金が関わっていることから、湯川はノッカーへの事情聴取を試みるが、言葉の壁に直面し、ハラン語が話せる通訳を呼ぶことを一円に提案する。しかし、ハラン語通訳が国内で1人しかおらず、その費用は非常に高額だった。

この状況に、かつてノッカーに仕事を紹介した奈倉幸子（筒井真理子）が現れ、無報酬で通訳を申し出る。これにより湯川班はようやくノッカーと意思疎通を図ることができるが、ノッカーは重要な秘密を抱えていることが明らかになる。

一方で、一円は脅迫者Xの捜査を進め、被害者が元警察官僚で政治家の小田切誠（堀川りょう）の近くの人物と関連があることを突き止める。次のターゲットになりそうな人物を藤堂さゆり（松本まりか）たちに伝えるが、湯川はこの件について非協力的な態度を取り続ける。

円（橋本環奈）の脅迫者X探しの依頼に興味を示したのは、女手一つで息子を育てるさゆり（松本まりか）。円は翌朝、さゆりを喫茶店に連れて行くが、店内は人気がなく、レジの床には小銭が散乱。

2人が奥へ進むと、背後から襲われる。3人の未成年男たち、その中でも特にナツメ（大友一生）は複数回の犯行を重ねた危険な青年。

湯川班では、出勤しないさゆりを心配。警務課の須賀（佐藤二朗）は円からの信号を受け取り、湯川（沢村一樹）に報告。GPSで2人が一緒にいることを確認し、急行する。

監禁されたさゆりは、大学生のトーマ（今井柊斗）に犯罪に手を染めた理由を聞き、現代の若者の問題を浮き彫りにする。さゆりは、自分の仕事と息子との時間を犠牲にした後悔を抱えている。

万町署の統廃合の噂が広がる中、一円（橋本環奈）は同僚たちの未来に心を痛めていた。そんな折、署の機密データがハッキングにより盗まれ、人質となり、身代金に5億円が要求される事件が起こる。

犯人はタイムリミットを今夜0時に設定。事件の現場である万町署に捜査本部が設けられ、警視庁の日下部管理官（浅利陽介）が指揮を執るために派遣される。円は日下部を知っているが、何かについては警戒している。

捜査協力を求めに来た日下部に、藤堂さゆり（松本まりか）と中西翔（徳重聡）は積極的に応じるが、円はこれを阻止しようとする。日下部は円の隠された過去を暴露し、また捜査本部の運営費用がすべて万町署に計上されることを利用して、署の予算を大量に消費する。

捜査が行き詰まり、予算の浪費が続く中、円は湯川哲郎（沢村一樹）たちの協力を得て、本庁に先駆けて犯人を見つけ出すべく独自の捜査を開始する。

万町署内に隠しカメラの存在があることを湯川哲郎が発見する。彼は、経費削減の最中にも関わらずカメラの増加に違和感を感じ、一円（橋本環奈）が何らかの形で関与していると疑念を抱く。一円は、疑われる中で湯川班のメンバーに隠していた事実を明かすことを決意する。

同時期、募金強盗という事件が発生する。捜査の中で、被疑者の足跡に付着していた微量の植物片が唯一の手がかりとなる。しかし、その植物片は非常に微量であり、正確な分析には専門家の協力が必要とされる。その専門家として名が挙がったのが、宇佐美教授。だが、彼は湯川のことを非常に嫌悪しており、捜査への協力が難航する。

一方、一円は日常的に不運に見舞われる中で、中西翔から「満面破顔茶」という幸運を引き寄せるとされるお茶を受け取る。このお茶を飲んでから、一円の周りでは予期しない良い出来事が次々と起こる。さらに、捜査の調査費用を節約するために、一円と須賀安吾が宇佐美教授を訪れると、彼も同じ「満面破顔茶」を飲んでいることが判明。この共通点から、一円は宇佐美教授に対して親近感を感じ始める。

署内の別の出来事として、中西が結婚を決意し、その旨を上司である湯川に伝えるため交際申告書を提出する。しかし、湯川は何らかの理由でその申告書を却下する。

円（橋本環奈）は毎年の一日警察署長イベントの経費増を理由に中止を提案するが、湯川（沢村一樹）は反対し、イベントを楽しみにしている。円は経費削減の協力を条件にイベントを続行する提案をし、2人は協力することになる。

一方、刑事課のメンバーは、副署長の中塚（鶴見辰吾）が爆弾犯との交渉で使った500万円の出所を疑問に思い、彼の身辺を探る。

地下アイドルのライブで強奪事件が発生し、犯人の糸間は沖縄の自宅にいることが判明する。円はイベントのために若手俳優・氷河涼をキャスティングするが、イベントは突然の事態で中止の危機に…

経費削減のため、円は刑事課の残業を減少させる計画を立てる。しかし、事件が多いため、残業は避けられない。ある日、事件が起きずに定時退社しようとする時、円が爆破予告の電話を受ける。湯川班はショッピングモールに急行するが、爆発する気配はなかった。湯川は怪しい男・沼田を発見する。

沼田は過去に湯川に逮捕された犯罪者で、再度の犯罪を疑い、湯川は彼を監視する。このため、湯川班の残業は増加し、円は焦りを感じる。湯川の行動に疑問を抱く円だが、ある時、湯川の行動から何かに気づく。

一円（橋本環奈）は警察庁から万町署に特別会計係として派遣され、所轄署の経費削減を任される。特に目の上の瘤となるのは、捜査費の使い方が問題視されていた刑事課。円の指示で、捜査費を20％カットすることになった。

これには、強行犯係係長の湯川哲郎（沢村一樹）が猛反発。湯川は捜査のための多額の出費を生み出していたが、それらを必要経費と主張する。

円の決定に、刑事たちは不満を爆発させる。そんな中、変死体の通報が入り、湯川たちは捜査を開始する。

意外にも、円も現場にいる。実は、円は刑事に憧れていたが、配属が叶わず、湯川の下で「現場のお金の使い方を勉強する」という名目で捜査に参加。後に、捜査会議で、円が被害者の財布の中身に違和感を覚えた･･･