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タイムマシンバスの運行可能回数は残り１往復となり、市郎は昭和への帰還を決意し、令和での準備を進めていた。

最後のタイムスリップを落ち込む渚のために使うと決めた市郎は、秋津やゆずる、井上に別れを告げ、渚と共に昭和へ戻る。

昭和で真面目な受験生になった純子と再会し、市郎は昭和と令和での経験が内面を変えたことに気づく。

昭和の中学校の在り様に疑問を抱きながら、市郎は自分たちの未来に思いを馳せる。

社内報のインタビューでの渚の発言を読んだ後輩・杉山ひろ美は、それを自分へのアウティングとマタハラと捉え、市郎に相談する。市郎と秋津が渚に話すと、渚は特定の人物を指して話したわけではないとしてショックを受けるが、杉山の怒りは収まらない。

一方、秋津はマッチングアプリで知り合った矢野恭子との待ち合わせで、市郎と共に「SCANDAL」に向かう。そこで、昭和にいるはずのサカエの意外な姿に遭遇する。

令和時代にタイムスリップしたムッチ先輩は、自身の息子である秋津と対面する。しかし、純子が昭和時代に戻ってしまったことを知り、未来に来た意味を見失ってしまう。そんな中、井上から聞いた衝撃的な話にパニックに陥る。

一方、市郎のもとには、不倫スキャンダルで閑職に追いやられたアナウンサーの倉持猛が相談に訪れる。復帰が見込まれていたものの、リスクマネジメント部の部長が栗田に変わったことで、復帰の計画は白紙に戻されてしまう。市郎は渚と共に、倉持のアナウンサーとしての復帰を栗田と瓜生に直談判し、復帰を勝ち取るが、社会の目は厳しいものがあった。

渚に誘われ美容室を訪れた純子は、美容師のナオキと出会い、デートに誘われる。一方、渚はカフェで市郎、羽村とリモート会議をしていた。

話題は江面のドラマの台本締め切りについて。純子が髪を切り終えて加わり、ナオキとのデートの話をする。純子とナオキの間にはいい雰囲気が流れる。令和の時代に訪れた娘の新しい恋に、市郎はチョメチョメの危機を感じる。

昭和の時代では、純子の行方を心配するムッチ先輩がキヨシを問い詰める。タイムマシンの話を知ったムッチ先輩は、サカエのもとへ向かう。

EBSテレビでカウンセラーを務める市郎の元に、渚が同期の羽村由貴を連れて訪れる。羽村は憧れの大物脚本家、エモケンこと江面賢太郎とドラマ制作のチャンスを得るが、打ち合わせの内容に悩んでいた。市郎は羽村の支援として、エモケンとの打ち合わせに同席することになる。

一方で、市郎が家に帰らないことを心配する純子の元に、秋津が現れる。秋津は市郎と純子の運命について何かを知り、市郎を特定の場所へ連れて行くことになり、それが彼らの人生に何らかの影響を与える展開が予想される。

渚によってホテルのラウンジに連れてこられた市郎は、犬島ゆずると対面する。ゆずるは何故か市郎を「おとうさん」と呼び、これに対し市郎はイライラする。その様子を見た渚は、市郎に写真を見せる。

昭和の時代には、サカエがキヨシのクラスに不登校の生徒がいることを偶然知る。キヨシが令和の時代にも不登校だったことを知った純子は、不登校の生徒と話すことを提案する。しかしSNSがない昭和では、どうやって連絡を取ればいいのかキヨシは悩むが、昭和ならではの連絡手段を思いつく。

キスを試みた瞬間に電撃が走り、市郎と渚は二人の間に障壁が存在することを感じ取る。

後に、喫茶「SCANDAL」で市郎は井上と久しぶりに再会し、彼の協力を得てキヨシのスマホを自分名義に変更し、メッセージアプリで楽しんでいたが、それがさらなる問題へと繋がることに気づいていなかった。

昭和の小川家では、キヨシがクラスメイトのイノウエから告白された話が出ると、サカエは衝撃を受ける。そして純子はキヨシが二股をかけていると騒ぎ出す。